NO IMAGE

DX推進の取り組みについて

●デジタル技術が社会や当社の競争環境に与える影響について 

デジタル技術、特にAIやデータ分析の進化は、企業の健康経営やメンタルヘルス管理のあり方に大きな影響を及ぼしており、データに基づく施策の提案は、コンサルティング業界における新たな標準となりつつあります。このような環境下で、当社が提供する「働く人のウェルビーイング」を包括的に支援するためには、専門家による属人的なサービス提供を深化させつつ、既存のデータや知見を最大限に活用したエビデンスベースの付加価値向上を図ることが不可欠であると認識しています。

 

●経営ビジョン

既存のデータと知見を最大限に活用し、働く人のウェルビーイングを最大化するリーディングカンパニーを目指します。具体的には、既存の顧客データや指導記録の体系的な整理と分析を徹底することで、従来の対面や紙ベースの指導・報告業務を効率化し、専門家リソースをより高度な分析と個別最適化された改善指導に集中させ、顧客の健康経営の効果を最大化できる体制を構築します。

 

●経営及びデジタル技術等の活用の具体的な方策(戦略) 

経営ビジョン実現に向けたビジネスモデルの方向性として、既存データの徹底的な活用と専門知見の資産化を戦略の柱とします。具体的な戦略として、お客様への産業衛生コンサルティングで蓄積された指導記録や成功事例をデジタルファイルとして体系的に分類・整理し、社内でいつでも参照・検索できるナレッジデータベース(共有フォルダ等)として運用します。これにより、当社専門家による職場環境改善指導の提案品質を均質化・向上させるとともに、講演・執筆活動で培った知見を文書として集約し、サービスの専門性と提供価値を向上させます。

 

●戦略を効果的に進めるための体制

代表の大西 龍貴が CIO(最高情報責任者)を兼務し、DX戦略の最上位責任者として主導します。全従業員に対し、情報セキュリティ、既存のOfficeソフトを活用したデータ分析や視覚化、およびデジタルでの文書管理に関する継続的な研修とOJTを実施し、産業衛生のプロフェッショナルがデータ活用の意識とスキルを高められるよう育成・確保します。

 

●DX戦略推進の環境整備

既存のITインフラとOfficeソフトウェア(Excel, PowerPoint等)を最大限活用できる環境を整備します。具体的には、顧客の健康データを安全に取り扱うための情報管理・アクセス権限ポリシーを策定し、既存の共有フォルダ構造を見直し、データへのアクセス性と安全性の両立を徹底します。また、情報共有とコラボレーションの効率を向上させるため、メールや既存グループウェアの利用ルールを標準化し、デジタル文書による情報伝達を徹底します。

 

●戦略の達成状況に係る指標

DX戦略の進捗と成果を可視化するため、定量的な評価指標を定めます。具体的には、指導記録や成功事例を基にした提案書作成を必須とするデータ駆動型提案の実施件数や割合の増加を追跡します。また、社内ナレッジデータベースである共有フォルダの月次の検索・参照件数を継続的に測定し、社内での知識共有が進んでいるかを評価します。

 

●DXを牽引するトップメッセージ

私たちが目指すDXは産業医や公認心理師といった専門家の知恵と、データ分析・AI技術を融合させることで、「人の経験」と「データの洞察」を掛け合わせ、より深く、より早く、お客様の職場の課題を解決する新しいコンサルティングモデルを確立することです。この変革の核は、専門家一人ひとりがデジタル技術を駆使し、真に個別化されたウェルビーイング支援を実現することにあります。新しいテクノロジーの力を最大限に引き出せるよう、組織全体でDXを力強く推進していくことを約束します。

代表 大西 龍貴

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
>ご入会のお願い

ご入会のお願い